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ジェーン・ドウの解剖のhasseのネタバレレビュー・内容・結末

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

U-NEXTのあらすじを読むとサイコスリラー、サスペンスぽい感じなので興味を持って観始めたら、ホラー描写多めでやっちまった…。

ジェーン・ドゥの解剖シーンはグロめだが、人体を切除したり開けてみたりするごとに謎が提示され、解明を進めていく謎解き展開は、不謹慎かもしれないが斬新でとても面白い。

ジェーン・ドゥの解剖以降のシーンは、彼女が解剖医師親子に見せた幻覚だろう(主人公の恋人は切り裂かれるどころか家に来てないようだし、歩き回っていた三体の死体も冷暗所に収まっており、ジェーン・ドゥの身体には傷一つない。ただ、彼女の魔法で原状復帰や隠蔽工作をした可能性もあるが)。
魔女、魔法という不可思議で不確かな存在を駆逐しつまびらかにしてしまう科学への抵抗として、ジェーン・ドゥは親子に幻覚を見せ、殺し合わせたのだろうか。

解剖途中のジェーン・ドゥの顔を真正面から捉えたショットを頻発するのはとてもとても意地が悪いよ。なんか、観てるこっちが悪いことしてる罪悪感に苛まれる。
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