どらこ

ジェーン・ドウの解剖のどらこのレビュー・感想・評価

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)
3.0
謎の遺体を捜査のため司法解剖していくが、不可解なことが起き始めるみたいな流れ。

女性の正体や不可解すぎる死因など、あらゆる謎に対して解剖を通して謎が解決していく。
そんな流れかと思ったんだけど、全然そんな事なかった。

蓋を開けてみればゴリゴリのホラーでした。

本当にホラー映画ってのはそこそこ数を見てきたけど軒並みB級で面白く無い。純粋に肌に合わないのかも。

アメリカの呪い系ホラーは大体聖書が出てくるから理解しにくい。


登場人物は二人と一人の死体、1部屋のみで展開、そして司法解剖で明かされる事件の全貌

っていうサスペンス調の作品にした方が絶対に良かったと思う。恵まれた設定だったのに勿体ない。


ただベルの表現は良かった。
事実、昔は火葬も土葬も、誤って生きている人を埋葬してしまうケースがめちゃくちゃ多かったみたい。
その対策として棺桶には内側から鳴らせるベルが設置され、足にも動きを知らせるベルが付けられた。

子供の頃にこの映画見たらベルの音がトラウマになりそう。


ちなみに刑事役の人はGOTの皮剥職人ルース・ボルトンです。
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