すたんぐ

風鳴村のすたんぐのレビュー・感想・評価

風鳴村(2016年製作の映画)
3.9
『武器人間』のプロデューサーだったニック・ヨンゲリウスが監督を手がけた風車小屋スラッシャー。
【ストーリー】
オランダでバス・ツアーに参加した男女が大きな鎌を持った殺人鬼に襲われる。
【感想】
いやー、わかりやすいっていいですね。
スラッシャーは大体話がわかりやすくて、見たいものが見れるので大好きなんです。
ロングコートに大きな鎌をかついだ殺人鬼ミラーさんのデザインはなかなか。なんとなく80年代の傑作スラッシャー、『バーニング』に登場するクロプシーに似ている。残酷描写は両足切断から頭部踏み潰しからはらわたビローーンまで。『ハチェット』シリーズほど派手じゃないけど見応えあってよかった。相手に罪の記憶をフラッシュバックさせてから殺すという独特な設定も面白い。昨年の『デッド・ノート』に近い設定だけどこっちはわかりやすい。
罪人の血で動く風車とか設定がイカスので好き。あと石田淡郎さんが演じるタカシのキャラが濃すぎ。殺人鬼の犯行を目撃していち早く特性を察知して除霊を始めたりと笑ってしまう。バリバリ日本語で殺人鬼に関する説明をしてくれるのでありがたい。
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