身近にいたら付き合いきれない絶妙な奔放さを持つふたり(と何人か)がわちゃわちゃしてて、うまく収まりそうなところにもまた影が差してくる。この絶妙な居心地の悪さ。フランシス・ハとゴーストワールドを足してケリー・ライカートで割ったような感じ……かなぁ、なんか違う。ニューシネマ期を引きづってるような雰囲気もある。荒んでる。
ひとつ強烈に理解できるのは「ひとりにしてほしいときにひとりになれる空間」というささやかかつ往々にして持ち得ない場所の希求。
メラニーメイロンがとにかくいい。あとイーライ・ウォラックが全然分からなくてショック。