おひげ

ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣のおひげのレビュー・感想・評価

4.0
『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン』観賞。
凄かった。その一言に尽きるなってくらい。
ダンサーとしての成功と苦悩が描かれていた。すごく苦しんでいるようだった。
足がボロボロになっても踊り続ける意味を失ったのに再起に至る過程が素晴らしかった。仲間や家族、周囲の応援で復活できるんだな。
私も踊りをしていたから分かるんだけど…それしかなくなるんだよ。怪我できないから他の運動ができない、太れないから食事を制限する…すごく過酷だったことを思い出したな…
この方はプロだから辞めることができない。その重圧に耐えれなくて問題行動を起こす。綺麗事ばかりではない世界を映していた。
再起するきっかけになった踊りはすごく自由だったな。
関節ひとつひとつが伸びている感じが凄かった、、、なんかみていたら久しぶりに踊りたくなった。
制約の無い踊りを踊るってすごく自由だったことに気づく。

2020.5.17 観賞。
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