ふしん

最期の祈りのふしんのレビュー・感想・評価

最期の祈り(2016年製作の映画)
3.0
生死の境を彷徨う患者。彼らへの治療継続の選択を迫られる家族と、医療スタッフの苦悩を描いたドキュメンタリー。

治療を続けるか、それとももう楽にしてあげた方が。。。倫理的に繊細で、おそらく答えもない選択を迫られた家族の困惑が、観ていて苦しい。また、それを支援する医療スタッフもまた。

もし自分だったらどうするのか?、と考えてしまうけど、答えは出せない。今考えてることも、死という圧倒的恐怖を前にしたら変わりそうな気もする。

今後、医療も発展し、治療の効果について正確に予測できるようになれば、判断が楽になりそうだけど、医療もビジネスの側面あると思うから、延命技術ばかり進歩して、搾取されそうな気もする。暗い気持ちになった。
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