新年一発目からいいもの観させてもらいました。ほのぼのドキュメンタリーに見せた中の核がとても強い。予備知識はゼロの方がいいです、むしろ調べるな。
建築家でありながらある時から建築から距離を置いてやりたいことを貫いた男性とそれを支えたご夫人の人生そのもののような映画。序盤はまったりしているなー程度なのだが中盤から真理がわかってくるとグサグサ刺さってくる。
生きていれば嫌なことなんてたくさんあるけどそれに楯突いて生きるのはなかなか難しいし、ましてそれが他人に理解されないなんてことはたくさんある。それでも貫く理由があるからこその力強さが溢れてる。
何がすごいってその力強さが表には全く出ていないこと。むしろやわらかい言葉ばかりでいい意味で偉大さは感じられない。今ではなく未来を生きる人は大きすぎる。