ドイツ映画らしい斬新な作品でした。それに監督も女性だったんですね…
家と会社の往復だけの退屈な生活を送る20代の女性がある日、通勤途中でオオカミに出くわし、オオカミに恋するようになりやがて少しずつ野生化(ワイルド)していく…
いきなり野生化して四つんばいで歩いたり、泥水飲んだりするのではなく、少しずつ野生化していく描写が上手かったですねぇ…
・初期;生肉を食べる
・中期;らせん階段の手すりにまたがって滑り落ちていきながら股間の摩擦で性の快感を覚える
・後期;オス(男)が「君かわいいね」なんて言おうものなら「じゃ、ヤらせてあげる」という流れになる
他にもあるんですけど、ここでは書けませんw(^_^;)また、「完全には野生化してないなぁ」というシーンもあったりして最後まで見飽きませんでした。
それから、個人的にさらに楽しめたのは、主人公の職場の上司役が「ミケランジェロの暗号」で小物感満載だったナチス親衛隊員役の役者さんだったことですかね。今回も良い味出してました。
好みがはっきり別れる作品ですが、ドイツ映画好きな私としては観て良かったと思いましたw