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ブルー・ジェイのblackcandyのネタバレレビュー・内容・結末

ブルー・ジェイ(2016年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

良い映画だった。

偶然の再会、戸惑い。
戸惑いを消し飛ばすように子供のようにはしゃいでふざけて。
時を経ても息のあう二人。
唯一無二の存在だと改めて思い知る。
楽しかったあの頃の思い出にひたっているだけと自らを欺いてた。
でもつい言ってしまった「キスしてくれる?」。
溢れる思い、魔法がとける呪文の言葉「愛してるよ」。
夢のような時間から現実に引き戻される。
でも堰を切った感情は止められない。
ぶつけ合う確執、怒り。
生涯をかけた喧嘩の後も笑い合える二人。
喧嘩のままに終わらせないで笑い合える関係って大切。
彼らは22年かかってしまったわけですが。


キャスト・アウェイを思い出した。
でも、キャスト・アウェイは実子の子育てがこれからなので致し方無いけど、アマンダは子育ては一段落しそうだし、実子じゃないし、旦那さんには申し訳ないけど離婚してジムと再スタートしよ!
人生は一回きりだよ。
ありのままの自分で生きよ。

それにしてもジム、怖かったからって早く治りますようにの風船は駄目だわ。

この作品が気に入った方は、同じ俳優さんの脚本主演の「パドルトン」も染みるかも。
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