大阪万博当時は5才で東京在住だったのだが、それでもその高揚感というものを感じていた。どこからか貰った記念メダルは大切に仕舞い込んでいたので、まだ実家にあるかも。建築家の丹下健三、黒川紀章、菊竹清訓、…
>>続きを読む「人類の進歩と調和」と聞くと、大阪万博よりも20世紀少年を連想する世代です。
本作は20数人のかしこが太陽の塔について語るドキュメンタリー。
中でも民俗学者赤坂憲雄さんが最も印象的でした。すごく静…
自分をぶち壊すエネルギーを以って、内なる未開人の精神を解放せねば。進歩は無視で、調和は妥協。理不尽と矛盾で崩壊したこの現代社会を生きる一日本人として、岡本太郎が太陽の塔に込めた魔力を受け取り、向き合…
>>続きを読む大阪万博が来年あるということで、とりあえず鑑賞。
1970年の万博には夢があり、希望があり、光があり...そして現代と同じく影がある。
その影の部分も含めて表現した「太陽の塔」を軸にした様々なエピソ…
大阪万博が終わった時、その広大な土地に作られた全ての建造物は跡形もなく壊された。
ただ一つ、太陽の塔だけは壊されなかった。
いや、壊せなかった。
この映画の全てを物語るような言葉が今も脳みそに…
岡本太郎と太陽の塔と大阪万博のことを知りたくて観た。この点については映画の前半で大体知ることができる。
が、中盤の原発についてのパートは明らかにこの映画に無理にねじ込んだ感が否めない。もちろん、岡本…
前半中半後半で様相が二転三転して帰結していく作品。『自分の中に毒を持て』の中で、岡本太郎が説いた人間たるべき存在は命を燃やすことや、森羅万象の中に生きる人の尊厳を学者やアーティストなど幅広い人々が見…
>>続きを読む聡明な学者の方々の知的な分析に頭がついていけねえぞと思いながら、太陽の塔、そして岡本太郎の時代を越えゆく生命力を感じた
無限に広がるルーツにひたすら感心させられる
インタビューの受け手も次第に語りが…
©2018 映画『太陽の塔』製作委員会