takeratta

名前のtakerattaのネタバレレビュー・内容・結末

名前(2018年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

名前 The name

Prime Video見放題にて鑑賞
駒井蓮という演者の演技を観たくて探し見つけた。

ストーリーのリード文は、他に委ねるとして。

人にはそれぞれに事情があり、それでも我が名に誇りを持って生きる者だと、

何となく捨て子で施設育ちながらもそう教わって小中を苦学生で過ごした自分からみると、

どんな形であれ、形が無い亡くなった方であれ、
親が有り、墓があり、弔いや血族の想いを寄せられる先がある、幸せというか、安堵感はそれぞれに、あるものなんだろうなと。

他人からすれば
(まぁ、カレカノも、夫婦とて所詮最初は、
他人スタートな訳で)

その混み合った私情や性癖などは、あくまで2人だけの経済の最小ユニットとしての、カレカノ、ご夫婦の家政経済で回す訳で。

そこに赤ん坊が誕生して、運良くこの世に命を授かれて産まれたなら、それは、幸いである。
たとえどんな形であれ。(捨て子の私とて。汗)

それぞれにすれ違ってしまう事もあろうし
「アンタとは、もう続けられない!」と
パートナーに『最後通牒を突き付けられる』事稀にあろう。

そんな時でも、片親が大概は苦労して、親権を守り、幼な子を片親で育て上げてたりする訳で。
(日本は共同親権でないのね〜)

かたやそうでない、
「若い男と懇ろに」なり、「そっちとはせっせと子作りはしたい〜」とかなると、

もはや過去の男の後悔や悔い返しは、
どうにもなんない、愚鈍そのものに成り下がる。


そこで、仮に、名を捨て他人として生きてみたら?とパロディのような、
パロディではない、自らを雁字搦めの嘘で塗り固めた、世界でふわふわと他人として、他人を演じて、無責任に生きる。

何だろね?!これ。

都市の空気は人を自由にする!でしたっけ?
(世界史自信ないので後で直すかな?!)

封建社会からの解放な、マキャベリズムの
神の見えざる手と、夜景国家で自由に生きてきたのかな?

案外古くから人って、そんな感じな生き方で
世の中渡ってきてたりするのかな?
なんて、一周回って、ふつーに思えたり。

ラストまでネタバレはしませんが
実に、悲惨とまでは言い切らなくても

そんな都合良く全てが廻らない現実社会を
己を屠らずに、
我が名にプライドを持ち生きる大人の大変さは
存在感ある、
偽の父親役が、見事に演じきっている。
実に素晴らしく清々しい。


現実の親すら知らずに生きて歳食ってしまった側からみると、
feel so niceなhumanity溢れる、
後ろ向きながらも、最後は大人としての

責務を全うしようと、fake騙りせず
生きてゆく、二人に
何だか、ほっこりしたりもできた。

もう一度観ようかな?という方には、
モデルからドラマ、映画と活躍中の
内田理央さん(だーりお)
出てたりしてて、見つけられるかな〜?
というのもアリかも。笑

だーりおに、キュン死にしそうになりつつ

己は、親は居なくて残念惨敗、
付いた名前も、ニックネームも
あまり賢く無い聖人(saint)だったり

ローマ、バチカン市国のPope
(ポープ。キリスト教に於ける、ローマの)
パパさまがオトンな訳で。汗

父と子と精霊の御名(みな)に依りてAmen 十字を、額と胸と両肩で祈り、
何となく、独り生きてきた。

恋多き愛に生きる天才モーツァルトが好き!と
いう、女子高生の存在は、
何とも少し皮肉(アイロニカル)にも感じられた。

祖先ある方は、お祈りが良いかもですね +
わたしは多分、後で見つかって亡くなって看取ったおとーちゃん教でしょうかね!笑

^ - ^)ノ アトカラヒョッコリ ドンナ トウチャンダーw
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