ことばが軟弱で
入ってゆけない
かわりに硬い塊の音が
光を砕く
なにを見てるのか
わからないのに
もっとみていたくなる
なにに安心しているのか?
こののっぺりした
こびりついた
不安に気づくように。…
「炭鉱の1日」のような構成の映画。ロングカットで地下に降りていくシーンが際立つ。空間美。地球にはこんな世界もあるのかという驚き。
ボスニアで、こういう映画を撮った日本人がいて、なんか嬉しかった。最…
これまで見たことは勿論、想像すらしたこともなかった空間を捉えた映像が続き、ずっとすげーーーと感じていた。遠くでも近くでも鳴る重機のえげつないノイズに参ってきた頃合いで挿入される無音の時間に救われた。…
>>続きを読む年末、待ちに待った小田香、一発目。
カフカ「バケツの騎士」を原作に撮ろうと始まるやいなや、ボスニアの炭鉱に潜り込んだ彼女を魅了し企画変更され作られたという本作。
等身大の視点からみえる地下深くの洞窟…
2017年 映画館で鑑賞。
イジー・メンツェル監督の『つながれたヒバリ』を再鑑賞したら、この作品も観直したくなって探してみたのだが、現在動画配信はされていないようだ。
【 ボスニアの炭鉱、地下3…
光の届かない場所へ毎日降りていく炭鉱夫たち。防塵マスクなんて誰も着けていない。轟音と細いヘッドライトが交錯する中で、悪態をつきながらツルハシを振るう。仕事でケガをしてガリガリになってしまった同僚の話…
>>続きを読む(C)film.factory/FieldRAIN