気付いたら開催されてた小田香特集。
ノイズの定義が騒音だとすると、今作の音は決してノイズではない。とにかく心地良すぎる。
時折完全にメロディと化しつつ奏でられる環境音には、本当に現場で録ったんか?と…
始まり方と終わり方、音なし・映像なしの部分などが対になっている。機械がバレエ・メカニックみたいに抽象的な形として撮られているような印象。人間と機械も対にできるようにも思う。
ヘルメットについたヘッド…
飛び交うライトと轟音 かえって無音や闇が浮き彫りになる
何よりも、ここで終わったらクールだな、というところで終わったのが気持ちよかった。
作業場のシーンから始まって、共にトロッコで炭鉱へ潜り、地上に…
暗闇の中で照らされる坑夫たちの光の視線。りんごを食べるシーンがとても好きだった。なんだかゴーストみたいで。あくまで此処からしたら非現実的な坑夫の“生活の為”の労働の隙間に介入するカメラの居場所。長回…
>>続きを読む元町映画館にて鑑賞。上映後、監督さんのトークも聞くことができた。監督の卒業制作らしい。映画の学生については、自分の撮り方を身につけることが大事、と。
上映後トークで監督が、「空間を撮りたかった」と…
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