つるばみ色の秋津凡夫

ニーゼと光のアトリエのつるばみ色の秋津凡夫のレビュー・感想・評価

ニーゼと光のアトリエ(2015年製作の映画)
2.5


患者達の演技が恐ろしく上手で、日頃からこんな感じなのではと密かに疑っている。
映像と音響は殆ど作っておらず自然な演出だが、手持ちカメラの揺れが気になるのと、偶にある挿入曲が合っていない。
また、物語の締め括りとして、その後の院内の変化を描いて貰いたかった。

現代社会で心に問題を抱えていない人間は、ごく僅かなのかも知れない。
その中で真心をもって相手に接する事は難しく、それを強要するのは筋違い。
ならば我々は能動的に芸術に触れていこう。
その先に再生はある。