2015年のハンガリー短編
転校してきた少女が参加した合唱団のお話
転校生の眼に映る新鮮な光景、疎外感、心通いあう同級生との出会い…導入部の描写が素晴らしい
繊細な色彩のタイルが貼られた丸みを持った壁、三面鏡のような黒板など初めて出会う劇中の造作で主人公とシンクロ
クラシックとかオペラとか、全くと言っていいほど興味がないのだけれど、あるレベルの少年少女の合唱にはカタルシスを覚えることがある
それは対義語とも思える形容詞としての「ロック」「スイング」と同じ根っこの同義語だったり
子供の頃にソフィア少年少女合唱団のコンサートで心震えたことを思い出した
短編映画に涙したのはもしかすると初めてかもしれない
平昌五輪の某国パシュートチームの一件、小平奈緒のあのしぐさが記憶に新しいこともあるにはあったのだけれど