まうす

ビーイング・チャーリーのまうすのネタバレレビュー・内容・結末

ビーイング・チャーリー(2015年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

更生ものとしてはBeautiful Boyの方が好きだし、目新しさは無いけど、自分に依存症傾向があるから結構引き込まれる。

「まずは自分」というのは本当にその通りでその通り(語彙力)
周りの何かに頼って抜け出そうとすると、その何かが崩れた時にまた元の場所に戻ってしまうし、何年かシラフでいられたって、何かをきっかけにいつでも逆戻りしてしまう。
だって圧倒的に楽だからね。

ずっと逃げ場になってくれていたアダムが死んでしまったのはとても悲しいけど、チャーリーにとってはある種ショック療法的に効いたんだと思う。
というか、この事故が無ければチャーリーはずっと抜け出していなかったと思う。
依存症は、それが自傷的な行為であったとしても、生きるためである人の方が圧倒的に多いと(私は)思っていて、だからこそ親しい人の死は相当来たと思う。

後、アメリカのああいう路地はやはり怖いですね…日本がいかに清潔で安全か。

お父さん最後謝ってたけど、「専門家たちが〜」ということを言った時、私は「こいつ‪💢」と思ってしまったね。
結果が出る前の、負けても良いと思っている描写と、選挙に勝って登壇した時の迷いみたいなものはとても良かったのに。
まうす

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