王冠の真珠ののこのこのこっちのレビュー・感想・評価

延々とつむいでいくこともできそうな宝探しの話である。何せ、失われたお宝が3つもあるんだ。時間も場所も縦横無尽に行き来できるので、ギトリとドゥリュバックは自分が演じた役に思いを馳せたりもする。

言語の部分はアビシニアがふざけた言葉なのでさすがに面白い。日本人であるわれわれには〈〉内が（英・伊）何語であるか即座にはわかりにくいというクッションはある。真珠を探す言語の違う三者が会話を理解し合っていくのをうまく描いているというおまけもある。