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映画が時代を写す時 侯孝賢とエドワード・ヤンのchamのレビュー・感想・評価

4.2
最近になって台湾の映画を観はじめたのと、TV出身の是枝監督が映画を撮ろうと思ったのもこの2人との出会いがきっかけだと知り、川口の映画祭でタイミングよく観ることができました。台湾の人々にとっての映画の歴史とともに、この時代の侯孝賢とエドワード・ヤンをリアルに感じられただけでもありがたいし、バラバラな2人の姿に常に社会を見つめ映画に還していく是枝監督の根っこの部分を感じた。エドワード・ヤンが国を分けて人を描き分けるのはつまらない、自分が描いてるのは人間だからというような事を言っていたのがシンプルに刺さりました。
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