ねぎおSTOPWAR

夢と希望のベルリン生活のねぎおSTOPWARのレビュー・感想・評価

夢と希望のベルリン生活(2015年製作の映画)
3.4
長女が敬愛する人が「面白いよ」と薦めてくれたということで。
父も一緒に。

スペイン映画でありながら、話は主にドイツ・ベルリンで展開するんですが、ドイツの移民事情も皮肉られています。
テレビで見たドイツでの夢の生活にホイホイ渡独する主人公と友人。そうそううまく行くわけがない。そこで雇ってもらう店はトルコ移民の主人の店。様々な人生模様を織り交ぜながら、それぞれの結末に進んでいきます。

実際それなりの知識しか持ち合わせないわたしには、おそらくスペイン鉄板ネタも、ふーんそう・・くらいの浅さ。あー行ってみたいなスペイン。

スペインに住む人が感じる現実、それは具体的には「頑張って大学通ったのに就職がないよ」とか、あるいはベタだけど周囲の国が自国スペインをどう思っているかなどがベースにある人にとって、この映画は痛快なんだと感じましたねー。

NETFLIXにありますので、休日の午後、肩の力抜いてご覧ください。