このレビューはネタバレを含みます
これは生々しい…笑
新生児期の赤ちゃんってとても可愛いけれど、
本当に大変ですよね。
同じことの繰り返し。それも、次から次へと。
特に夜中のお世話って本当に孤独です。
自分の外見だって構ってなんかいられない。
前半部分は、そんな子育て真っ只中の『わかる、わかる』がたくさん詰め込まれています。
そんな時に現れた、夜間のベビーシッター・タリー。
きめ細やかなサポートはもちろん、
ものすごく気持ちに寄り添ってくれて。
一言一言が優しく響いて泣けてきます。
こんなシッターさんが居たら良いなぁ…と。
でも。
このオチは何!!!!笑
私はこの映画、救われないなぁと思いました。
妻の異変にようやく気づいて、最後は夫も一緒に子育てしている描写がありましたが、
『これ、いつまで続くのかねぇ?』
という捻くれた見方をしてしまう(笑)
だって、そんな風に寄り添える旦那さんだったら
もっと早い段階で気づいて行動に移しているでしょう!
タリーは存在しなかったはずでしょう!!
タリーは実在していて、
マーロはタリーに頼りながら健康な心身で子育てすることが出来た方が良かったなぁと思ってしまいました。
それじゃぁ映画にならないけれど(笑)
妙に感情移入してしまってモヤモヤが止まりません。