メモ
夫と娘、知的障害を持つ息子と4人で暮らすマーロ。
3人目の出産で疲弊し切っていたマーロは
授業についていけずクラスに馴染めない息子の転校を校長に提案され、'浮いている'と言われた事にブチ切れ学校を出る。
車の後部座席に乗せた赤ちゃんはおしゃぶりを与えても泣き止まず。
カバンから名刺を取り出し、兄から勧められていた、夜だけベビーシッターを雇う。
その夜、訪ねてきたベビーシッター タリーは若く、お腹を出した服装にタメ口と想像とは違うベビーシッターにマーロは戸惑いつつもベッドで眠る。
翌朝起きると散らかっていた部屋は片付けられ仕事は完璧にこなされていた。
夫に、ベビーシッターはどうだった。と聞かれ、あんなに熟睡出来たのは久しぶり。と満足気に答える。
暫くするうちに変わり者ながら明るく優しい彼女の人柄に不安は消え悩みを相談したり彼女と親しくなっていった。
マーロは生活に余裕ができ、子供たちと楽しく過ごしたり以前のような明るさを取り戻していった。
ある晩、マーロが作ったサングリアを見つけたタリーはマーロと一緒に庭でそれを飲みながら彼女に夫との性生活の話を引き出す。マーロは夫の性癖を打ち明け、実はウェイトレスのコスプレを買っていたことを話す。
タリーはそれを着ると寝室に行こうと夫のいるベッドへマーロを連れていき3人で事に及ぶ。
翌朝、夫が昨日のことについて話した方がいいか？とマーロに尋ねるがマーロは気にしていない様子。
娘の誕生日パーティー
娘がテイラースウィフトをカラオケで恥ずかしそうに披露しているところ、マーロは一緒に歌い出し、ひょうきんに踊る。そんな母をみて恥ずかしそうにしていた娘は明るく楽しそうにテイラーを歌う。
その様子を見ていた兄や夫は以前のような明るさを取り戻したマーロを見て安心する。
夫はマーロの兄に、勧めてくれたベビーシッターを雇ってからマーロの調子が良くなったがたまに様子がおかしいと言いかけた所で会話は流れてしまう。
ある晩、タリーが遅刻し
マーロに心配されるとルームメイトと揉めたと答え、気分転換に飲みに行こうと赤ちゃんを置いていきマーロを連れ出す。
気持ちよく酔っ払っていた中、タリーはマーロにシッターを辞めると告げる。
マーロはまだあなたが必要と言うが変わらない返事に店を出る。
タリーはマーロの昔の家の前まて彼女を追いかける。彼女を諭していたところマーロの体調が悪くなり介抱する。
落ち着いた2人はマーロの運転で帰宅する。寝てしまうから何か話してとタリーに言うマーロ。会話を続けていたが家まであと少しとタリーは窓に肘をつきウトウトする。運転していたマーロの目は次第に閉じていき、対向車のライトにハッとしハンドルを切るが橋から転落し川に車が沈んでいく。川に沈んでいく車の中で意識が覚めるマーロ。人魚が彼女のシートベルトを外し彼女を助ける。
目が覚めると病室、医者は夫に妻の精神的な病歴を尋ねる。夫は昔子供を産んだ直後にひどい鬱ではあったが最近は元気で会ったことを伝える。医者は極度の睡眠不足からくる疲れだと言う。
夫が受付で手続きをしているところマーロの兄が来て会話をする。
受付の女性に保険番号、住所、旧姓を聞かれ夫は答える。TULLYタリー。
病室でマーロは目覚め
お見舞いに来たタリーは窓際に腰掛ける。
いよいよお別れね。
私の命を救ってくれてありがとう。
彼女はいつもの調子で話しかける。
彼女の顔に傷はない。
マーロはまだ居て欲しいというが
タリーはいつも通りするべき事をすればいいのと伝え病室を出る。
夫が病室に戻り、マーロに負担をかけていた事を謝る。逃げ出したかったんだよね。君が大切だ。夜、あんな事になっていたなんて。
マーロは退院し
杖をつきながら息子の元へ。
朝の日課
準備はいい？と息子に聞き取り出したブラシで彼の腕を撫でようとする。
息子は、これ意味があるの？と尋ねる。
マーロは分からない、けれど落ち着くでしょ？と息子に言う。
息子は分からないけどママがしてくれるなら好き。ママといれるなら。
マーロはそうね、必要ないかもね。
ママ大好きだよ
ハグ
バタン。
