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運命のボタンのaaのネタバレレビュー・内容・結末

運命のボタン(2009年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

一人息子を持つ夫婦の元にある日箱が届けられる。中身はボタン。説明に来た顔に大きな傷がある老人曰く、押すと100万ドルが手に入るがどこかで知らない誰かの命が奪われる、というもの。夫婦は迷うが金銭的な余裕がなかったことも相まって押してしまう。約束通り100万ドルは手に入ったが時を同じくして夫が妻を撃つという不可解な殺人事件が連続して起こっている。夫婦の夫はボタンとこの一連の事件に関係があるように思い、他人に話してはいけないという老人の忠告を破り調べ始める。周りの人が脳を乗っ取られ鼻血を出しながらそのことを伝えに来てくれる話によるとこれは人類へのテスト。他者の利益の為に己の欲望を犠牲に出来ないならば人類に生きる価値はなく、押さないことが正解なのだと。ボタンを運んできた老人はあちら側の存在で、この人類へのテストが終わったらデータを雇い主に渡しそれにより人類の運命が決まる、と。ラストは誘拐された息子が視力と聴覚を奪われており、夫が銃で妻を撃てば息子は元に戻る、というもの。そう、街で連続している殺人と同じであり、夫がその決断をした時また別の誰かがボタンを押している。人類の愚かな所業は繰り返されているようで、このままだと破滅させられるのかな、と。後半は話が大きくなりすぎてあれこれ何観てるんだっけ感があったけど私は割と楽しめた。評価はあんまり良くないね。舞台となっているヴァージニアには国の重要機関である軍を始め、CIA、FBI、NASAが揃っているようで、一般人には到底知り得ないこういう世界がもしかしたらあるのでは?とか思うとちょっと興奮出来るというか。こんなん言ってもあれだけど私は押さないなと思った。怪しすぎて怖いし。
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