有名芸術家の伝記を書くことで売れっ子になることを狙う無名の美術評論家が、老人画家のもとを訪れヨーロッパ中を巡るロードムービー。
2022年225本目。
ヴォルフガング・ベッカー監督×ダニエル・ブリュールという『グッバイ、レーニン!』のコンビニよる12年ぶりの作品です。
『グッバイ、〜』の方が面白かったですが、何となく余韻が残る不思議な作品でした。話の展開もそれなりにはあるのに、カミンスキー老人の動きはゆっくりだし、大体は会話劇なので途中少し退屈してしまいました。
セバスティアン、伝記を書く目的からして最初はだいぶ嫌なやつだったのに、最後には印象がガラリと変わりました。