このレビューはネタバレを含みます
※オープニングのシーンから少し変わった映画だなと感じたのが、最後まで続いた映画でした。好きか嫌いかと言えば、好きな映画の方に入る映画だったと思います。
※そもそも自在しない?画家だと思うのですが、オープニングでいかにもドキュメンタリータッチで彼の若い頃の映像を入れてきているところは、遊び心だったのでしょうか・・・・・?
※結局最後までカミンスキーの目は実は見えていたのでは?という結論ははっきりしなかったようですが、それをいくつものシーン(食事のシーン、部屋に飾られていた絵画を知っていたシーンとか)で語りかけてきていましたね。巧妙な演出だと思いました。
※セリフが良かったのは、列車の中の2人の会話、海辺での2人の会話、テレーゼとカミンスキーの会話、この3つのシーンの会話を聞いただけでも、この映画を見た甲斐があると思いました。
※自分ならセバスティアンが最終的に、もう一度絵画を描き始めるシーンで映画を終わらせると思うのですが、こんな凡人の感性だから小説の出来が悪くなるのでしょうね。