こぅ

ブラック・ウィドーのこぅのレビュー・感想・評価

ブラック・ウィドー(1986年製作の映画)
3.9
名匠ボブ・ラフェルソン監督による、
【クライム・サスペンス】。

ブラック・ウィドー=交尾の時に相手の雄蜘蛛🕷を
食い殺す黒蜘蛛🕷

冒頭間もなく見せる◯は、おかしい、不要、意味不。

それは、次に見せるキャスリーンの【あからさまな
行動】でハッキリ分かる。

ジャンルの提示、簡潔な展開の脚本は良い。
メインとなる2人の女性を交互に描き、素性を良く
伝えている。暫くは、夫殺し疑惑の女、キャスリーン
(テレサ・ラッセル)と、それを追う女記者、アレク
サンドラ(デブラ・ウインガー)の別行動を描いていて
、後半で2人が接触、破綻か⁈と思わせる、新展開に
突入する、一応二転三転、ご都合主義を経て、、


結末(犯人)は、どうにも予想がつく、本作の欠点は
脚本で、色々見せすぎている点であろう。ミステリー
としての一番の肝、疑惑が疑惑になってないのは、
【致命傷】。

本作の一番の見所は、なんと言っても名カメラマン、
コンラッド・L・ホールのきっちりとした撮影で、
自然も、自然以外も【美】を堪能出来る。勿論それに
伴うライティングありきだが、顔の陰りや、室内の
陰影、緑、赤、青など色のメリハリ(ダリ男の
【サスペリア】気品あるバージョンみたいな)や、
スキューバダイビング、夜のプールで全裸2人のシーク
エンス(水面から顔を出すおっ◯い)、など、的確で
丁寧で無駄ショット無しの正に【パーフェクト‼︎】で
唸った。

1点加点。


*怪優デニス・ホッパーに期待したものの、、
え⁈出番あれだけ⁈キャスティング勿体なか〜。


*最初は、デブラのが綺麗だな〜と観ていたのが、、
最後には、テレサにヤラレていた。
こぅ

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