中学生くらいの時にアガサ・クリスティーの推理小説を読みまくったのでこの手の映画は懐かしさも手伝って飛びつきがち。
ポワロのイメージは昔NHKかなんかでやってたドラマ版の黒いヒゲのおじさんなんだが本作もイケ爺なので良い。
中盤くらいからずっと、常軌を逸した悪い奴が一人だけいるのをどうするのかという話になっている感じ。
推理小説を映画にするって絵面が地味になりがちだと思うのに全然そんな風に感じず、ポワロの頭の回転の速さにほえーとなりながら観られて楽しかった。探偵のちょっとした観察眼とかとぼけた振りしつつの鋭い会話のやりとりは面白い。続編のナイルも観たい!