サトタカ

オリエント急行殺人事件のサトタカのレビュー・感想・評価

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)
3.8
ケネス・ブラナーはシェークスピア俳優で、wiki見てもSir付きだし、監督も主演もやっちゃうし、なんというかかっこよすぎて(僻みもあって、いや自分が僻むレベルにすらないのはわかってるんだけど)あまり好きではない。たしかに「ベルファスト」はよかった。不遜な感じというか英国上流という鼻持ちのならなさというかねぇ。嘆きの壁に背を向けるどころかステッキで刺すというね、キリスト教モチーフなのに、なに?敢えてなの?ポワロの分裂的な性質を表してんの?初っ端っからモヤっとした。
山崎貴を思い出すようなじゃっかんわざとらしい風景作画は嫌いじゃない。これはサービスだよね、わかりますよ、はい。奇跡のように衰えないミシェル・ファイファー、まさかの地味子のペネロペ、美しきバレエ・ダンサーのセルゲイ・ポルーニンらの使い方なんかもね、カッコいいんじゃない。
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