限定的な条件と環境、そして前時代的な手法と検視だからこそ可能なトリック
このシリーズを見るのはベネチアの亡霊に続き2作品目
古典的な作品だからこそ無駄のないストーリー展開に、ミステリーってこうあって欲しいよねと思う
ポアロが少々癇癪を起こしすぎでは?と思う反面、こいつ…動けるぞ!?とちょっと驚く
よくできているミステリーだからこそ証言の聴取や検視の積み重ねが重要なため、少しずつ冗長的と思う人もいるかもしれない
トリックとしては過去に読んだことのあるミステリーにもあるものではあったが、それ故に動機の部分をちゃんと描かないと素っ気なく感じそうなものの、確りと描かれておりました◎