このレビューはネタバレを含みます
トルコとフランスを結ぶ豪華寝台列車オリエント急行。雪崩で脱線し立ち往生してしまった車内で、富豪のアメリカ人男性が殺される。乗り合わせていた探偵ポアロは鉄道会社の依頼で密室殺人の捜査に臨むが、乗客全員に完璧なアリバイがあった。
途中までは話についていけなかった😂
ポアロが列車の乗客にヒアリングをしていく
際にもうみんなが犯人であるようにみえ、
でも、アリバイがあって、、
聞けば聞くほど誰が犯人か分からなくなって
パニックだった(笑)
でもラスト30分のどんでん返しよ、、
まさかの乗客みんなが犯人だったとは、、
アームストロング事件の元ネタは
リンドバーグ事件だそう。
知らなかったので調べたら以下。
リンドバーグ愛児誘拐事件とは、1932年にアメリカ合衆国で起こった誘拐殺人事件。捜査によって犯人が特定されたものの冤罪説もある。
このネタを元に、オリエント急行殺人事件
せめて映画の中では犯人を罰するという話し。
当時の事件をもとに、様々な人の人生が
ぐちゃぐちゃにされ、傷つけられた。
それをみんなで復讐するという。
殺人は確かに罪である。悪である。
しかし、被害者たちは犯人が生きている中、
どう生きていけばいいのか。
一生苦しみが残ってしまう。
そんな悪人を殺人するのは本当に悪なのか。
殺人について、何が善で何が悪であるのか
改めて考えないといけないと感じた。
実際に起こっている事象だけで全ての物差しは
測れない。
映画の中だけでも、悪人が捌かれて良かった。