第29回東京国際映画祭にて。
妹と共に暮らす里親の家族を躊躇なく刺し殺す兄は、まるで人の心を持たないように思えるが、森は罪深き兄妹を抱き止めるのではなく、むしろゆっくりと蝕み、人間界ではなく自然界…
東京国際映画祭20本目
森が必ず登場する監督だが今回の森の撮影はとてつもない。国の事情の描写は現代なのか?と思わせるヘビーな内容で観る人が好きに感じればよいと言うが様々な描写はかなり深い。主役の少…
東京国際映画祭2本目、トルコ映画。
血の繋がりもわからない兄妹が、罪を犯し森へと逃げ込む映画。
寓意を込めたわけではなくオープンに作ったと監督は言うものの、見ている側はそれぞれに意味を見出そうと…
アメブロを更新しました。 『【TIFF 2016】「ビッグ・ビッグ・ワールド」兄妹が生きられる場所はどこにあるの?』https://twitter.com/yukigame/status/79384…
>>続きを読む2016.10.29 @ 第29回東京国際映画祭
朦朧とした意識のズルハが夢想する大きな世界。それがもし物質的に満たされた世界だとしたら、そこに平穏はあるのかな?不遇な出生により帰る家を持たない二…
東京国際映画祭にて。
破滅に向かうしかない冒頭。
シンボル的に出てくる動物たち。
映画も監督も多くを語らず、観た人に委ねる。
正直、よく分からない。でも、分からなくてもいいかと思ってしまうくらい映像…
ひとを殺すシーン、そして何より物語のはじまりのキーである妹の登場シーン、あんなに一瞬でサクサク! びっくり
自然に取り込まれていく中で、たばこは人間に近づくためのツールなのだろうか
死んだおばあさん…
木、水、生き物。くっきりと神秘的に耳に入ってくる、森の中の音。
トルコに豊かな森があることを再発見。
施設育ちの美しい兄妹。
不審な里親から妹を救い出し、都会から離れ、森の奥へ。
ルーツを持たない…