このレビューはネタバレを含みます
バーブスが大好き。
トリシャもバーブスも性と一致しない体でたくさんの辛さがあったに違いない、けれど、お互い(バーブスとトリシャはきっとソウルメイト)(そしてその他の最後まで寄り添ってくれる友人達)みたいな至高の絆を結べる人生を持つものはそう多くない、辛さは全く別で、その辛さは補えなくとも、その人生は幸せに見える。わたしが決めることではないけど!)本当にトリシャとバーブスの関係性が素敵。沢山の人がお葬式に駆けつけてくれたのも、トリシャの生き様故なんだろうな。ただ、娘さんとの最後は辛いな…娘さんも辛いであろう。
父親の分からず屋はうるせえなと思うけど、でも、父親自身も辛かったんだろう。何かの本でも読んだが、あの世代には生きてきた時代背景が違うから理解は無理なことが多いのかもしれない。いや、でも分からず屋め、って思うけど。
時系列がバラバラだから集中して見ましょう。小説を読んでいるみたいな感覚になる。わたしは好きな演出だった。こうしていろんなことが絡まり合って人生になるんだね。
あと、色彩がいい。フィリピンって鮮やかな色が合う。メイクも最高。ハリウッドセレブとメイクが好きなわたしとしてはめちゃ惹かれた。
いつ死ぬかわからないよ、自分と周りを大事に生きようね。
『その時が来たら神様に、あなたからもらった体、こんなに素敵にしといたわよっていうわ』みたいな(意訳)セリフが最高に好き。