それぞれの性格や関係性をしっかりと反映させられた演出が天才すぎる。そしてエドワード・ヤン監督の美学が所狭しと詰め込まれていて良かった。特に私がグッときたのは、車の往来する際のライトの動きによる建造物…
>>続きを読む長い間付き合っているカップルの、何てことない日常や生活の中から独特な長回し映像によって現代人のなかにある停滞感を引き出すエドワード・ヤン監督の演出が鮮烈で美しくして最期まで見入ってしまった。
部屋…
互いに未来がなさそうだけど腐れ縁で繋がっている幼馴染の男女の話。
海外行って離れたり仕事や周囲でもトラブルあったりで、前に進まない、原因はどうやら互いにそれだけでもないようで。
淡々とした会話劇…
エドワードヤン監督の他の作品に比べるとあまりグッとくるシーンはなかったかも。
ただやっぱり細かい構図やご道具はとてもオシャレだし、富士フィルムのネオンの前のシーンがとても良かったです。
台北は大都市…
自分は「クーリンチェ少年殺人事件」が大好きなので(あれは本当に凄い。凄すぎて脳細胞に悪いと思う)、同じ監督の本作にも当然その余波が見えて、アナクロニックな見方ではあるが、それだけで満足してしまった。…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
2023.秋、台北でエドワード・ヤン展を見た。かっこいい展示ですごく楽しめたので、今更ながら代表作をレンタルしてきた。
まず、ホウ・シャオシェンが主演のひとり(アリョン)とか全然知らなかった(展覧会…
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