なんか昔の雑誌見てるみたいだ感覚に一瞬なったな。
男は過去を、女は未来を大事にする。だからまぁ恋人たちはすれ違ってゆく。
都市生活の冷たさや孤独の中に、屋上で光る富士フィルムのネオン看板が印象的だっ…
劇伴がほとんどない静かな映画。冒頭のチェロとあとは中盤のバイオリンとピアノ、そのあとはエンドロールまで、たぶんなかったはず(ソースミュージック=劇中音楽は除く)。
中盤まで次々と登場人物が現れ、それ…
原題「青梅竹馬」とは幼馴染みのこと。アジン(蔡琴)とアリョン(侯孝賢)は結婚という言葉は出てくるものの二人の間にはかなりの溝がある。
アジンはキャリアウーマンで古い体制を抜け出しアメリカに移住した…
このレビューはネタバレを含みます
素晴らしかった。
美術、光、人物の関係性とそれらを見る距離感がずっときっちり制御されていて、それがつまり美しいということなんだろうなと思うし、絵画を見るときのように目が釘付けになるけれど、その美が動…
影だけで人物の存在を示したり、同じ空間に居合わせながらも一方の姿を捉えなかったりと、人物の実存をぼかしたショットが多く、そのどれもがホラー然とした緊張感を放っていて、とにかくどん詰まり感がえげつない…
>>続きを読むにがい。でも旨い。転がり落ちていく男と、その男に付かず離れずの女の地味な悲劇が淡々と描かれてるのに、飽きずに惹きつけられ続けたのは何故だろう。大人になったということなのでしょうか。
最近、悩むところ…
恋愛はなかなか自分の思い通りにはいかない。
自分と相手との温度差、価値観の違い、想いのすれ違い、そして彼らが生きてる時代のせいもあるんだろうか。
FUJIFILMのネオンの看板にノスタルジーを感じ…
去年見た映画で1番良かった「クーリンチェ少年殺人事件」のエドワード・ヤン監督。
まだ二本見ただけだけど、エドワード・ヤンは前世で映画監督を2、3度経験したんじゃないか、と思うくらい映画を作るのが上…
ダーツのとこ、野球少年がうんぬんと嫌味を言われた時は一旦耐えるんだけど相手の矢が良いとこに刺さったのを見てからブチ切れる感じのやるせなさ、演出が意地悪すぎて泣いちゃった。
どんなに暗い世相を映そうと…
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