だれもかれも眼鏡が大きい
誰も自分を必要とされる所にいる
その支えはしっかりしてるとは限らない
ちょっとした隙間に崩壊する力が支配する
アジンは自分の居場所を探していた アリョンもそうだったように
時の流れと共に受け入れなければ世界中にもう何処にも行くとこがない
物事に対してすぐ飲み込めない自分には引っかかりたくないのにとても引っかかる
アジンはどうしたら良いのか
どうすべきなのか考えながら待っていた長い間
自分だけに向けた言葉を
場所が変わっても何も起こらない
アジンは言えば何とか伝わるかもと切り出したけど どうにもならなかった
もはやどうしたら良いのかが分からないまま
アリョンの言葉は何だったのかな
失う時は運命のように一気に消えてなくなる その儚さを描いていたように思えた
残酷な展開に余計に虚脱感の増す作品だった
ある意味リアリズムがあるのかもしれない
コーラがチョコチョコ歩くおもちゃがかなり可愛ゆいのと脱いだ靴下を置く場所が違うのが気になる