自分と関わっている間の姿だけを切り取って他人にどんなジャッジを下そうとも、彼らはみんなそれぞれ誠実に日々を送っているのだと思わされる。そうだとわかると、意地が悪くてヤな奴のように見えた他人にも、いっ…
>>続きを読む恋愛はなかなか自分の思い通りにはいかない。
自分と相手との温度差、価値観の違い、想いのすれ違い、そして彼らが生きてる時代のせいもあるんだろうか。
FUJIFILMのネオンの看板にノスタルジーを感じ…
去年見た映画で1番良かった「クーリンチェ少年殺人事件」のエドワード・ヤン監督。
まだ二本見ただけだけど、エドワード・ヤンは前世で映画監督を2、3度経験したんじゃないか、と思うくらい映画を作るのが上…
早く結婚をして落ち着きたい女とまだフラフラしていたくて落ち着きたくない男。こうやって消滅していくカップルが世の中には沢山いそうだ。男は過去の栄光や思い出が忘れられなくて、それはエドワード・ヤンから見…
>>続きを読む経済成長の中の台北。電飾の看板や、夜を照らすネオンサインが美しい。幼馴染の2人の関係性、立ち配置。計算され尽くした周囲の人物背景。凝縮された見事な会話、台詞。
未来への焦燥感と儚い希望。孤独との葛藤…
ダーツのとこ、野球少年がうんぬんと嫌味を言われた時は一旦耐えるんだけど相手の矢が良いとこに刺さったのを見てからブチ切れる感じのやるせなさ、演出が意地悪すぎて泣いちゃった。
どんなに暗い世相を映そうと…
このレビューはネタバレを含みます
映画全体に流れる時間と空間の独特な質感。
時たま現れるバチバチに決まったショットとセリフにハッとさせられる。
二人の主人公の結末の対比。
「結婚は万能薬じゃない。アメリカだって万能薬じゃない。儚い…
© 3H productions ltd. All Rights Reserved