籠

サーミの血の籠のレビュー・感想・評価

サーミの血(2016年製作の映画)
4.0
東京国際映画祭 3本目

「コタンの口笛」の橋本忍のドロドロした灰汁を除いた以外は無添加という仕上げでの知らなかったスウェーデンの黒歴史と共に北欧の少数民族のことを学び美しいヨイクの響きに触れる。灰汁はなくても刻印含めた相当な痛みを感じさせられる。監督と主役等自身の出自を広めるだけに留まるのかそれとも世界的に羽ばたくのか本人のビジョンが気になるところだが各賞受賞で弾みがつくか?

しかしナルセを記号で語る人たちは「コタンの口笛」を知らないし興味もないとは…
籠