Javier

孔雀王のJavierのレビュー・感想・評価

孔雀王(1988年製作の映画)
4.0
思い出補正満載の1000回レビュー記念映画。

パンフレットを整理していたらなんと発見!!今でもはっきり覚えている。子供の頃に映画館に見に行き『楽しめた映画』だと。もしかしたら、これがきっかけで映画が好きになったのかも知れない。

ここからはもう思い出補正発動。『土曜ゴールデン劇場』で放映時ビデオに録画して何回見たことだろうか。

オープンニングの ロクサーヌ?のバーニング・スルー・ザ・ナイトはカッコ良かった!

EDのアルフィーは子供心に英語が下手な感じでダサい(ファンの方すいません)と思った。

横浜の関内駅に走って行く安田成美さんは美人だなぁと子供心に思った。

新宿の路上の人形コマどりしょぼかった。でユンピョウが犬に変な化け物を食わした時の音が忘れられない。

新宿の小田急デパート?の恐竜展のワイヤーアクションしょぼいけど、ユンピョウ足骨折してたんだっけ。

宣伝部長役は左とん平さんで子供心に間抜けな役だが『役者』だと感じた。

コント山口君と竹田君の刑事役での取り調べのシークエンスはこの映画の唯一の笑い場所。

香港に到着して、乗車したボッタクリタクシーは子供心に香港怖いと思い、今も少しトラウマ。法力でメーター変えれる技は、未だにタクシー乗ってトライするが出来た試しがない。

カタコトの日本語で『カワイイ、カワイイ』とキャッチする老婆が不気味。

ラガを探しに九龍城の地下は子供心に凄い不気味と感じた。ラガは腕をもぎ取り食べていたのは衝撃的、しかもその後の変身はトラウマ級。カメラマンの顔面食いちぎりで、歯に血と肉が着いているのもトラウマ級。

十二神将クピラ役の少林寺のリュウチャーフィーと緒方拳さんとの裏高野でのシークエンスはカッコ良かった。その後のチベットでのユンピョウとのカンフーシークエンスは『ゴールデンハーベスト』テイストで好き。

最後のボスが今で言う『進撃的』でゲーハーなパンツ一丁のオヤジには子供心に笑ってしまった。

この映画を1000レビューで決めて、記憶を掘り起こしてみた。とにかく思い出補正満載で、恐らく今見たら大して面白くないであろうなと思う良き古き少年時代の作品かな。
Javier

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