やむちゃ

孔雀王のやむちゃのレビュー・感想・評価

孔雀王(1988年製作の映画)
3.4
備忘録
1988.12に鑑賞。
1989年の正月映画だった。

フジテレビと東宝東和、ゴールデン・ハーベストが制作した、日本・香港合作のアクションホラー映画。
原作漫画は未読。

合作らしく、日本と香港からそれぞれ主演クラス(三上博史・ユン・ピョウ)とヒロイン(安田成美・グロリア・イップ)が出ている。
大御所の緒形拳も出ていた。
また香港からはリュー・チャーフィーや霊幻道士の幽霊役ポーリー・ウォンも出演。
監督はセブンスカース(チョウ・ユンファ出演…主演はチン・シュウホウ)のラン・ナイチョイ。

チベットで蘇ったアシュラ(グロリア・イップ)とラーガを封印するため孔雀(三上博史)とコンチェ(ユン・ピョウ)が闘うお話。

日本や香港を舞台にラーガというクリーチャーと妖術(呪術?)とカンフーで戦うのだが、なんとなく軽い印象だった。
当時の日本映画や香港映画では珍しく、ストップモーションアニメが使われていた。

最終決戦の地獄の門のセットの豪華さや、ラーガをエイリアンのH・R・ギーガーがデザインするなど、お金のかけ方がバブルを感じさせる(安田成美もボディコンスーツだったw)。

何かの情報で読んだが、三上博史は今作が嫌だったか何かで揉めたらしい。プロモーションにも参加していなかったように思う。
おそらくその辺りが関係して、続編の孔雀役は阿部寛になった。
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