新文芸座で鑑賞。(松本清張原作映画の2本立て)
松本清張原作の未ソフト化映画🎥
近年、カルト映画監督のような雰囲気ある石井輝男監督にしては、普通に撮りあげた映画になっている。松本清張の原作だからだろうか…🤔
週刊誌記者の周辺で起こる連続殺人事件。次々と男が5人も死んでいく展開、そして週刊誌記者に事件の鍵(情報)が集まってくる。このあたりは、物語としては出来過ぎの感あり。
連続殺人と並行して、5千円札の偽札つくり事件も絡んで、軍隊時代の大佐・大尉などの登場人物も絡み合って、物語は進む。
90分の作品にしては、物語を詰め込み過ぎなので、誰がどのように死んだかをイチイチ思い出すのが若干難儀するシーンあり。
出演者も、鶴田浩二、佐久間良子、丹波哲郎などの豪華メンバーであるが、惜しむらくは佐久間良子の登場シーンが少ないこと。
実に綺麗で謎を持つ女を演じる佐久間良子が観られた作品であった。