クリーム

Dominion: Prequel to the Exorcist(原題)のクリームのレビュー・感想・評価

3.3
「エクソシスト·ビギニング」と大まかな内容は一緒。主演も一緒。同じ役者さんも多数出演しています。ホラー味が薄く、ドラマに重視を置いてる感じなので、メリンのPTSDを引き起こした事件は、こちらの方が丁寧で分かりやすいです。ただ、好みで言えばビギニングの方が好きでした。神父は絶対こっち。

あらすじは、ほぼ「ビギニング」と同じなので、割愛させて頂きます。



ネタバレ↓



違う所は、悪魔に取り憑かれたのが、皆から蔑まれていた片手片足が不自由なチェチェ。で、大掛かりな手術をしたのに悪魔の力で直りが驚異的に早かった。
イギリス軍の少佐がヤバい奴で、部族との衝突で、皆の前で部族の女性を撃ち殺します。その後、フランシス神父の学校に来ていた部族の少年達を「キリスト教の悪が広がらぬ様に」と言う理由で、同じ部族の男が刺し殺した。
もう白人対部族の衝突は避けられません。そんな中フランシス神父は、チェチェの中に神がいて、彼に洗礼を受けさせようとします。が、中にいたのは悪魔。フランシスと悪魔の戦いをメリンが引き継ぎ、勝利。チェチェから悪魔は抜けた。
部族の長はメリンに「悪魔は力となりあなたを追い掛ける」と言って終わる。

良かったのは、白塗りのバズズ(悪魔の名前)が時折、サブリミナル的に入って来るのとフランシス神父がイケメンな所位かな。後は、悪魔との戦いもあっさりだった。やっぱりエクソシストと言えばホラーなので、ホラー味は大切だと思う。これは、それが薄過ぎる。
クリーム

クリーム