【生命の神秘について教えてくれるパニック映画…でもなかった】
最近自分の中で話題のジェイク・ギレンホールとライアン・レイノルズが出ていたのでけっこうハードルがあがった状態で鑑賞。
地球外生命体の細胞を研究する宇宙船の乗組員達とその細胞の物語。
細胞が少しずつ成長し成体に近づいていく様子は生命の誕生を神秘的に描いていた。序盤は神秘的なシーンも盛り込まれていたが事態は急変。
地球外生命体を研究ブースからは出さないように、その次は地球には絶対持ち込まないようにとどんどんフラグがたっていく。
乗組員がすでにいくつも修羅場をくぐってきたのかというぐらい冷静でたくましい。しかしそれがかえって淡々としていてリアクションが味気なく感じた。
新米の人ですらパニックにならずに普通に対応出来ていて優秀だなと思った。
あまり言うべきではないとは思うがジェイク・ギレンホール、ライアン・レイノルズでなくてもよかったのでは……と思ってしまったのが正直な感想。
エイリアン、ジョーズ、プレデターのような2010年代の新しい代表的なパニックホラー映画のモンスターを生み出したかったのだろうか、頭が良すぎるところは魅力だったがちょっとパンチの弱いエイリアンという印象…
とはいえエイリアンはまだ鑑賞したことない身なのでそろそろ観ないといけない。
ラストシーンはおもしろかったがあそこのシーンくらいしか特別ここが良かった!と感じたところはなかったかもしれない。
全体的におもしろくないという訳では無いしむしろおもしろい方だったがもったいないと惜しいが勝ってしまったというところ。