《無重力、無希望、有絶望》
良くある宇宙パニック物だろうと、
公開時から存在は知ってたもののスルーしてきました。
ナメてかかったら、トンでもないものを観てしまった!と言う感じでした。
『ゼロ・グラビティ』のようなリアルな怖さ。
そこに『エイリアン』のような未知の恐怖。
これらを掛け合わせたような作品でした。
火星で未知の生命体のサンプルを確保したISSで巻き起こるパニック映画です。
とにかく今まで見てきた宇宙モンスターパニック物で一番リアルな作りでした。
いつか近い未来、こんなこと起こってもおかしくなさそうで恐ろしい。
出てくる未知の生命体のやり過ぎてない不気味さがとにかく見事。
一番最初に襲ってくる所とか本当の事故映像みたいなリアルさでした。
真田広之って前に『サンシャイン 2057』でも同じ様な目に遭ってた気がする…(そちらは好きじゃなかったからあんまおぼえてないけど)
不穏な空気がずっとずっと漂ってますが、
最後の最後で『SAW』、『ミスト』系の置き土産残していきます。
『…うわぁ』と声に出すレベルでした。