豪華俳優陣を使い尽くした最強B級映画。カルビンの恐怖がすぐそこまで忍び寄る。
公開当時ジェイク好きの私としては外せなかった一作。もちろん映画館で観ました。
宇宙を題材にし、映像の美しさは素晴らしいのですが、脚本は一昔前にやり尽くされたようなB級感が満載。面白いけど、豪華俳優陣の無駄遣い感も否めない。
だって、ジェイク・ギレンホールを主役に置きながら、レベッカ・ファーガソン、ライアン・レイノルズ、我らが真田広之ですよ。普通期待するじゃないですか。
宇宙船のクルーの選択が一つ一つ陳腐で、なんでそこで飛び出すー！？とか、理解に苦しむものばかりで、もちろんそれでないと映画って成り立たないのかもしれませんが、もうちょっと趣向凝らして工夫してほしかった…。
ラストは衝撃といえば衝撃だし、爽快といえば爽快。その後、地球はどうなったんでしょうね。そこの想像を働かせるのは楽しいです。
けど、昔でいう地上波の洋画劇場で何度も放送されそうな手軽さを感じます。難しいこと考えずに、それなりに多くの方に受け入れられる内容なのかもしれません。
CATVのムービープラスにて再鑑賞。
