このレビューはネタバレを含みます
劇伴の良さも相まって重厚なストーリー。
ブルースがバットマンとして活躍するその根源であるはずの父の秘密が暴かれ、揺らぐ心情が描かれているのが新しい。
前シリーズのクリスチャンベイルはなんだかんだでやはり健康的に見えてしまうが、その点ロバートパティンソン版のバットマンの方が明らかにダークにいろんな過去を引きずり続けている印象で、今までのバットマンシリーズで一番好みだった。
今作だとバットモービルの登場シーンはなかなか印象的だったものの、物々しい装甲車みたいな感じではなくあくまで車然としていたし、バイクなんて割と普通の形だったし、あんまりその手のガジェットに凝りすぎないのも好印象だった。
カーチェイスの後のバットマンが近づいてくるシーンとか、発煙筒持ったバットマンの後を皆がついていくのを上から撮った最後の方のシーンとか、印象的な絵が沢山あった。
あんまりバットマンが強すぎないところもいいなと思った。
