どんよりゴッサムに現る陰キャヒーロー
あまり情報入れずに観に行きたかったので、主演がロバートパティンソンって事だけしか知らずに鑑賞
まずゴッサムシティっていつも暗いイメージなんだけど、いつにも増してどんよりゴッサムだなぁと思っていたら、ストーリーの始まりもなんだかいつもと違う
殺人現場に残されるバットマンへのなぞなぞがミステリー要素があって面白い
犯行を楽しんでいる様子で猟奇的な殺人を繰り返す犯人がデヴィッドフィンチャー監督のセブンの犯人と重なって、何これめちゃくちゃ好きなやつじゃないかと心を掴まれる
そしてまたどんより影のあるブルースウェイン
今までのブルースと設定は同じだけど、だいぶ陰キャが強めな感じで新鮮
唯一の理解者であるアルフレッドとの関係も思春期の息子のような振る舞いを見せたりいじらしい
過去作で登場したヴィラン達の新たな魅力
過去作だとハルベリーのキャットウーマンが好きだったけど、ゾーイクラヴィッツのキャットウーマンの雰囲気も設定もバッチリハマっててまた良い
ペンギンはまさかのコリンファレル
特殊メイク凄すぎてGUCCIのジャレッドレトぐらい気付かなかった
一瞬ペンギンっぽい動きしてた時可愛いかったな 笑
リドラーは彼だったらいいのになぁと思いながら観ていたら、サイコパス、オタク、童貞…という要素を兼ね備えるポールダノ王子の登場にテンションが上がる
でも今回の一番良かった所はいつもヴィランの引き立て役だったバットマンがしっかり主役だった事だと思う
常に寂しげな表情をしているブルースに寄り添いたいと思わされるぐらいロバートパティンソンのバットマンの虜になってしまった
みんなが過去作観ている中トワイライト初恋を再鑑賞していたり 笑
今回に関してはDCEUシリーズとは関係ないのも良かったのかも
次回作が楽しみ