あき

THE BATMAN-ザ・バットマンーのあきのレビュー・感想・評価

4.0
人は自らの知識と経験に縛られるのは必然的だから、これもノーラン版3部作の強烈なインパクトとの対比で見てしまう精神的な罠から逃れることはできない。
でもそれを踏まえても、さらに3時間という長編にも関わらず、本作は時間の長さを忘れて没入してしまう闇の深さと過去作と別次元の高揚感があった。
細かい点でもバットモービル始めアイテム系がノーラン版よりかなり現実的で小道具で誤魔化さず物語重視なのもよかったし、キャスティングもみんなすごくて誰が画面にいてもゾクゾクする人たちばかりだったのも良かった。
バットマンの敵役には過去作に出たキャラ以外にもたくさん魅力的なのが多いから、これまで実写版に出てきてないキャラで続編製作されたらとついつい期待してしまう。
あき

あき