さめ

THE BATMAN-ザ・バットマンーのさめのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

エ〜〜〜〜〜〜めちゃめちゃめちゃ良かった・・・・・・・スゲェ好きです。。ただ私の脳が足りてないので、謎々とか難しかったなって感じ、、、、
3時間しっかり濃密にストーリーが描かれていて、丁寧だなって感じました。“嘘”がテーマなんだろうけど、人間全員二面性があるからね…善良で誠実に見えてもそうじゃないってことは多いし、、、つ〜かゴッサムまじで治安が悪い😅
アルフレッドがウェイン宛に届いた爆発物でやられて、目が覚めて話をした後にウェインに手を差し伸べるシーン、グッと来ました、、最後、みんなを助けるシーンでバットマンが手を差し伸べて、その手を最初に取るのが序盤に亡くなった市長の息子なのも…🥲おそらくウェインは彼に自分を重ねてた?気にしてる様子が何度か描かれていたからめちゃめちゃグッと来ました😭そのあと松明みたいなの持って、先頭に立って水の中歩いていくシーン、、、😭😭😭ゾロゾロとバットマンに市民がついていく、、、その後の救助でバットマンの腕グッと掴む市民と日記のバットマンのナレーション?みたいなやつ、バットマンがゴッサムの希望になっていく過程を描いているようで大変好きです。。。
バットマン、別にスーパーマンとかじゃないから間に合わず人が亡くなってしまって救えないってこと多いし、誰かも分からないからあまり信用というか、信頼もできないのかもしれないけど…それでも誰かを救おうと自分を犠牲にしたり、好きな人と一緒にゴッサムを出ることも出来ない、彼の真摯さと切なさがとっっっても好きです、、、
ブルース・ウェインのマスクを被ってない姿と、バットマンの姿になった彼の姿とのギャップも大変感じられてよかった。。
セリーヌと夕焼けをバックにキスするところ、やっぱキスした!ってエ〜〜〜〜〜〜となったんだけど(恋愛絡んでほしくないところもあって)、めちゃめちゃシーンが綺麗でそれどころじゃなかった(笑)恋愛絡んでほしくなかったな〜って思ってたけど、最後のセリーヌと別れるところよかったな〜…バットマンはゴッサムを捨てられないのよ・・・
ポール・ダノの表情がとても良くて好きなんだけど、ゴッサムの悪党たちはイカれてるな〜ってのもしみじみと感じました。よかった。救助に謎の覆面が…ってニュース聞いて取り乱してる?悲しんでるリドラーに話しかける不可解な男、ジョーカーでは?ジョーカーでしょ・・・ありがとう〜・・・・😭ゴッサムの闇というか悪がまだ全然あるんだよねってなりました、、、よかった〜〜😭これは追いバットマンしたくなりますね、、
序盤の方と最後の方で、黒背景に赤字で「THE BATMAN」ってロゴドンで出るの良すぎか〜〜〜????
バットマン大好きなんですけど、スーパー能力みたいなのは持ってなくて、金と頭脳と鍛えた力みたいな人間の持てる能力で戦ってるのが凄く好き、、切なくて人間らしさも感じられるのがバットマンの魅力なんだと思います。。面白かったです。

3/23追記:別SNSで、「社会問題を投じたヴィラン(悪役)に必要なのはヒーローではなく、福祉と行政なのでは?(要約)」という感想を見て、なるほど、そういった見方をしてこなかったぞ…と思いました。目から鱗。確かにリドラーが抱える問題は、早い段階で福祉と行政があればリドラーはああいった犯罪をしなかったのでは?バットマンが解決できる問題ではないし、本当にゴッサムを良くしたいのであれば、バットマンがすべきことは福祉と行政にお金をかけることだよな、とも…作品自体好きな作風でもう一度観たいっていうのもあるけど、別視点でもう一度鑑賞したいなと思いました。
さめ

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