このレビューはネタバレを含みます
3時間はしんどいなぁと思ってたけど、間伸びしたり無駄なシーンがなく、常にテンポ良く話が進み続けるので、目が疲れたりとかはあるけど、退屈で辛いということはなかった。面白さをアップさせるために話を繋げていった結果長くなった感じだから3時間も許せる。
まず、これはどの映画も本来は当然そうであるべきだと思うんだけど、全てがこの映画のためにあって、この映画の中で完結してるのが良かった。
刑事さんとタッグってのが新鮮で面白かった。
バットマン役の人、物凄くイケメンて訳でもなくて、ちょっと闇と青年感を抱えたまま歳を重ねちゃった感じが凄い合ってた。
キャットウーマンが可愛い。
画としてあ、カッコいい!と思う瞬間がたくさんあった。暗闇でスーツが銃弾受けて光るのとかイイね。
カーアクションも新しくて凄いカッコよかった。交通規則がなければあれやりたい。
リドリーの投げかけによって政治家の汚職がどんどん判明していくんだけど、ちょっと複雑で、僕の理解力が低いせいもあるんだけど、〇〇ってどの人だっけ?てなったりしてよく分からなくなっちゃって面白さを邪魔してしまった。テンポが良すぎて、あれ?さっき殴られた刑事さんもうここにいるの?となったりもした。ナゾナゾも若干置いてかれ気味だった…。
リドリーが凄い良かった。普段引きこもって、危険な正義感でネットで炎上させてるような白くてひょろっとしたヤバい奴というキャラが最高だった。その正義感が絶妙に分かるし、バットマンの動機と近い感じとか、何か絶妙な魅力があるよね。捕まり方も最高だし、特に牢屋に入ってバットマンと一対一で対話する所最高だった。あのシチュエーションで、こっちは地べたで這いつくばってるのにお前は高い所から…、の流れはもろ天国と地獄のラストみたいで凄い熱かった。絶対リスペクトしてると思う。
ラテアートのハテナは、画としてああしたい気持ちも分かるけど…。普通自分じゃできないし店員さんに頼んでんの?それも滑稽だし、店員さんが、あ、リドリーさんね!じゃあハテナにしてあげちゃう!と気を利かせてやってあげるのもおかしいし、自分でやってるとしても姿を想像するとダサいし、とか考えてちょっと冷めちゃった…。
カッコ良かったから下敷き買っちゃった。