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THE BATMAN-ザ・バットマンーのよのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ナレーションがブルースウィルスの日記であったり、全体的に重い絵作りであったり、ハードボイルドな探偵物っぽい映画で面白かった。ただ、面白かったけど飛び抜けて夢中になったからと言われるとそうでもないって感じ。
あと映画全体の重厚で社会派っぽい空気感だから、どうしてもダークナイトやジョーカーと比べてしまってダークナイトやジョーカーに軍配が上がってしまった。面白いんだけど。
おっ!っと思ったところは敵のアジトに潜入した時のバットマンのアクションで、銃撃の光でバットマンのアクションがちょいちょい見える演出がめちゃくちゃ印象に残ってよかった。

そういえば敵も、終盤まで溜めた割にはいまいちピンとこなかったな。謎解きベースで進む割には意外な人物が犯人!!って感じもしなかったし。

あ、あとどうせヒーロー物だからバットマンらしいガジェットモリモリの派手派手なアクションシーンももう少し見たかったな!

そういえば、この映画が成り立ってる重要なポイントは観客が今までのバットマンを多少なりとも見ていてバットマンの経歴が何となくわかってるってのを前提にしてるよな。特に両親が殺されたりとかそういったやつ。
そう考えると、やはりダークナイトやジョーカーといった、大勢に見られてきた名作があるからこそ、この映画はある程度はしょっても成り立つ訳で、ダークナイトやジョーカーの影響力を感じずにはいられない。
よ