ShinoTakai

THE BATMAN-ザ・バットマンーのShinoTakaiのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

やっと観てきました。

私にとってのバットマンはノーラン3部作のバットマンで、他のやつとかコミックスにも詳しくないので、内容にはあまり触れずに今作について好きに書きます。

まず最初にね、ゾーイ・クラヴィッツ(キャットウーマン)痩せすぎです。
観てる間ずーっと思ってた。何食べたらあんななるの?てか食べてないのか。余計なお世話やけど、もっと栄養取ったほうがいいと思うな。

いきなり映画関係なくてごめんね。でもこれが今作一番の感想。

予告からとても暗いのは予測してたけど、内容も画像も暗すぎるわ。

ノーラン以前のバットマンは観ていないと言ったものの、多少の知識はあったし、アメリカンコミックスベースだけになんとなく明るいイメージがあったのね。
ビギンズ前作は確かシュワちゃんが悪役やってたよね。

ノーラン作品からダークヒーローとして描かれるようになったっぽいけど、まだ所々にユーモアみたいのがあったし、笑えるところもあった。

それが今回皆無ね。恐らくそういう意図で制作した作品とは思うけど、この感じでの175分は長いわ。後半だいぶだれました。

特にファルコーネが死んだ後が長かったし、最後キャットウーマンとバイクで走るところはほんまにいらんと思った。残念です。

あと、これはこの作品に関わらず最近の映画を観てすごく思うことで、人によっては非常に不快に感じるかもしれないことなのだけど、キャストの人種が不自然というか、「なんでそこ黒人さんにせないかんかな~」とか「そこにアジアの人持ってくるの?」みたいのが多いのです。

今回もなんでゴードン警部がジェフリー・ライトやったんかなー。

今までずっと白人やったやん。ゲイリーのイメージが強いせいもあるけど、そこは換えんでもええんちゃうん?もちろん、ジェフリーはすごくいい役者さんですよ。

とはいえ、女性の市長さん含め、なんかすごい違和感を感じてしまいました、ジェフリーごめんね。

エターナルズでも言ってたけど、今ハリウッドは多様性が大事なんね。

ついでにキャストに触れると、ペンギンってあれコリンファレルじゃなくてもよくないか(笑)?
そんな時間かけてメイクしてまで・・・と思ったりもしたけど、それもハリウッドなんかね。

メイクなしでもペンギンできそうな俳優さんいそうなもんやねんけど...まあ事情があったんやろな。

リドラーはとっても良かった。ポール・ダノはああいう役が抜群に似合う。ぴったりだと思います。

そして最後にバリー・コーガン。
いつ出てくんのかずっとずっと待ってたのに出てきいひんやんか。
でも、エンド・クレジットにはちゃんといる。あの最後のやつかな?と思ってたらやっぱりそうでした。あれだけの出演であのエンド・クレジットの扱い。続きを楽しみにせずにはいられませんな。

あ、主演のパターソンも良かったと思います(むっちゃ雑w)。

ノーラン3部作、特にキャットウーマンとゴードン警部はあのキャストが大好きだったから(マイケル・ケインも)、どうしても比べてしまう。
それだけじゃないけど、やっぱり私はノーランのほうが好きですね。

ホアキンのジョーカーは別物。

次作あるのかどうかまだ発表されてないけど、バリー・コーガンのジョーカーなら観てみたい。Youtubeで今回カットされた未公開シーン出てるみたいやけどもったいなくてまだ観てないです。

とりあえずは一旦ノーランから離れて他のバットマン観てみようかな。

以上です。じゃあまたね。
ShinoTakai

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